前述の通り、観光ビザでも会社設立まではできるのですが、本手法で居住権(Temporary Residence Permit)申請をするには就労ビザかビジネスビザでアゼルバイジャンに入国する必要があります。 したがって、初回入国が観光ビザかビジネスビザかによって、移住スケジュールも大きく2通りに分かれます。 スケジュール① 観光ビザで初回入国 たいていの起業家は誤ってこのパターンを選んでしまいます。この場合、出入国が1回余分に発生します。
スケジュール② ビジネスビザで初回入国 最初にビジネスビザを手配して、初回渡航で会社設立とTRP申請を一気に終わらせるというやり方もあります。
ビジネスビザ e-visaポータルで申請。23ドル 会社設立 これは観光ビザでもビジネスビザでもできます。 会社形態はLimited Liability Company (LLC)で資本金0から設立可能で、外資100%保有可能です。 書類作成・申請・認可までだいたい1週間ぐらいです。 以下の膨大な書類を準備する必要があり、いくつかの書類は公証が必要になってきます。 ただご心配なく。弁護士がテンプレートを持ってますし、ドラフトもしてくれるので、基本書類にサインするだけです。登記住所も弁護士が用意してくれます。たいていの作業は公証委任状に則り、弁護士にアウトソースできます。
居住権(TRP)申請 LLC設立も終わり、就労ビザもしくはビジネスビザでアゼルバイジャンに入国したら、いよいよ居住権(TRP)を申請します。 申請前に、賃貸契約と健康診断を済ませておく必要があります。TRP申請後、だいたい2~4週間で許可がおります。 必要書類は以下になります。 詳細は別投稿を参照願います。(投資居住権の申請書類についての投稿ですが、起業の場合とほとんど同じです。) (https://azervisa.weebly.com/temporal-permanent-residency/category/3-24517352012636039006)
TRPの審査期間中にビザの有効期限が切れてしまうかもしれませんが、ご心配なく。TRP申請中の場合、引き続きアゼルバイジャン国内に留まれます。 引っ越し TRPが許可された後、Temporary Residence Card (TRC)が発行されます。これはアゼルバイジャン国内での身分証明書であると同時に、国外から入国する際に見せる居住ビザの役割も果たします。TRCはTRP許可後1~2週間程度で発行されます。 引っ越しのスケジュールですが、これはもう好みの世界で、起業家によってバラバラです。
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