今回は質問の多かった恋愛関係についてです。
こちらもアゼルバイジャンは本当に独特です。 近親相姦はダサい ほんの一昔前までバクーでもアゼルバイジャン伝統の近親婚が普通でした。両親が親戚から同年代の相手を連れてきて、いきなり「お前ら結婚せー」となるのです。 友人のアゼルバイジャン女性曰く「アゼルバイジャンでは結婚相手は親が勝手に決める。宝くじみたいなもの。開けてみるまで当たりがどうか分からない」とのこと。うまいこと言うな。 この近親婚はまだまだ地方では一般的なのですが、最近の欧米カルチャーの流入に伴い「さすがにおかしいよね」となりつつあり、最近のバクーの若者は自力で相手を見つけようと頑張ってます。 その一方で、自力で相手を見つけれなかった人はそのまま独身で取り残されたりします。アゼルバイジャンではだいたい20代前半~中盤でみんな結婚するので、特に女性はこの時期を逃すと結婚相手を探すのが難しくなります。 私のアパートの一つ下の階に住んでいるアラサーお姉さんは「親が従弟と結婚させようとしてきたけど、私にとって彼は幼馴染みたいなもので男性として見れなかった。だから私は独身なの」とのこと。このお姉さんしょっちゅう私の部屋に乗り込んできてワインをしこたま飲んで帰っていく迷惑な人です。 親も手をこまねいている見ているだけではありません。親戚がダメなら小さい頃からよく見知った近所の子とか、仕事関係の人とかを繋げようとします。 近所のよく行くクリーニング屋のおばちゃんにいきなり「うちには20代の娘がいる。どうだ?」と聞かれびっくりしたことがあります。お母さん攻め過ぎ。 アゼルバイジャン雄の求愛行動 さて、アゼルバイジャン人の男女が意気投合してデートに行ったとします。初回のデートが終わると、男性が女性にこんなメッセージを送ることがあります「裸の写真を送れ」。。。これは次のステップに進みたいという男性のこみ上げる欲望の意思表示です。 女性はこれを無視することもありますし、裸の写真を送り返す場合もあります。 女性が裸の写真を送り返すとめでだくベッドに突入です。ただしここアゼルバイジャンでは婚前セックスはタブーなので、オーラルセックスもしくはアナルセックスが主流らしいです。 私の彼女に上記の裸写真カルチャーの真偽を聞いてみました。 私:「アゼルバイジャンの男は彼女に裸の写真を要求するってマジ??」 元カノA:「(慌てて)な、なんでそれを知ってるの?誰から聞いたの?わ、わたしは写真あげないわよ。」 元カノB:「私は今まで彼氏が6人いたけど、全員裸の写真とアナルセックスを要求してきたわ。私に裸の写真を要求しなかったのはあなたが初めて」 と謎のポイントで感動されました。。。 元カノC:こっちが何も言ってないのにパンツ一丁の写真を送ってきました。この娘は婚前セックス大丈夫な娘でしたが、終わった後に「罪を犯してしまった」と後悔していました。アゼルバイジャン(イスラム?)の伝統では婚前セックスは「罪」な行為らしいです。 結婚圧力 アゼルバイジャンの結婚適齢期は早いです。だいたいみんな20代前半~中盤で結婚するので、30代以降で結婚してない人は"軽く変な人"みたいな目で見られてる気がします。 従って付き合いはじめてすぐに結婚の話になります。 最初の一週間で「ねぇいつ結婚する?」「子供は何人欲しい?」「私はずっとあなたのそばにいる」みたいな感じです。 「いや、僕まだあなたのこと良く知らないんですけど、、、」とはとても言えず、「え、ああ、、」みたいな空返事をすることになります。 笑いのツボ アゼルバイジャン人と日本人って付き合う場合けっこう相性が良いんじゃないかと思います。
ネットナンパ 私はTinderをよく使います。他にもローカルのマッチングアプリもあるらしいですが。 特に海外在住歴のあるような娘はアジア人男性に結構オープンです。 勝利の法則は日本と同じです:
海外在住歴のある子は普通にセックスにオープンです。 そういう子は逆アゼルバイジャン人の男性は避けてるようです(「この女は婚前セックスしやがった」という噂が広まるため)。 難しいのは、家に来てもセックスNGの子ももちろんおり、直前までその見極めはつきません。 スラブよりアラブ アゼルバイジャンの女の子はアラブっぽい子が半分ぐらい、スラブっぽい子が1割弱ぐらい、残りは人種分類不能な感じです。 スラブっこい子とかロシア人はアゼルバイジャンの男をやや嫌っている人もいて、アジア男性受けは良いのですが、正直あのゴツゴツガサガサした感じと独特の匂いは日本男児にはキツいものがあります。 僕はだんぜんチョコレートっぽい香りのするアラブっぽい娘の方が好きです。
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さてさてバクーで実際に生活してみた現地事情をブログっぽくアップデートしていきたいと思います。記念すべき第一回は謎に包まれた今どきのイスラム女子の恋愛についてです。
出会い・恋愛 イスラムの女性というと結婚するまで男性との接触はほとんどないという印象ですが、ここバクーでは事情が異なります。ソ連時代にロシアの生活様式が流入した影響もあり「恋愛まで」は基本自由です。 学校だったり、友人の紹介だったり、職場の同僚だったり、クラブで知り合ったりで普通に男女が交際をします。イスラム圏でありながら公衆の面前で手を繋いだり、抱き合ったりも自由です。(キスはほとんど見かけません。)Tinderも普通に使えて、そこで出会う人もいます。 SEX ところがSEXになると急にイスラム色が強くなります。 アゼルバイジャン人の男性は基本的に結婚相手に「処女」であることを求めます。すなわち女性は処女でなければ結婚できないのです。どんなにラブラブなカップルでもSEXはNGという場合がほとんどです。(私もアゼルバイジャン人の彼女から「SEXはダメよ」と言われ大変落胆致しました。)独身女性がSEXをしたことが親にバレてしまった場合、親から勘当に近い扱いを受ける場合もあります。(バクーの独身男女はたいてい親と同居しているので、バレやすいです。) 私の数々のインタビューによる推計ですが、どうも8~9割の独身女性は処女ではないかと思われます。一方で近年の欧米文化の流入に伴い、特に若年層は徐々にSEXにオープンになっていっているようです。バクーの12歳の男女がSEXをしている動画がWhatsAppで拡散してしまったという事件もございました。 では、アラーの教えに従わずSEXをしてしまった独身女性は、いざ結婚となった時どうするのでしょうか?? なんと、「私は処女だ」と言い張るのです。どんなに疑われようが、問い詰められようが、処女を演じて新婚初夜を乗り切るそうです。信仰も糞もないですね。。。 そしてどうも処女だと言い張る独身女性の中にも実は経験済みという人もいるらしく、そうなってくると「独身女性の8~9割が処女」という私の推計も怪しくなってきます。実はもう少し処女率は低いのかもしれません。 下世話な話で恐縮ですが、どういう女性であれば、交際段階でSEXがオッケーなのか、まとめてみました。
という訳で外国人女性はアゼルバイジャンではモテモテです。男性が群がってきます。 どんなにモテても、たいていあなたの体目当てで群がってきているだけなので、勘違いしないようにしましょう。 結婚 仲睦まじくしている若いアゼルバイジャン人カップルを見かけると、「いい夫婦になるんだろうな~」と目を細めて眺めてしまうのですが、彼らは必ずしも夫婦にはなりません。結婚は全く別問題なのです。 ここアゼルバイジャンでは結婚相手は「親が決める」というイスラムの伝統が根強く残っています。両家の親が合意して、「お前ら夫婦になれ」と当事者達を結婚させるのです。無茶苦茶ですね。 知り合いのアゼルバイジャン人女性曰く「結婚は宝くじみたいなもの」とのことでした。どんな夫婦になるのかは運任せです。 それでは親はどんな結婚相手を見つけてくるのでしょうか??主に2パターンあります。
近親婚は遺伝学的にはあまりよろしくないのですが、イスラム国家は家同士の関係性を重視するので近親婚がデフォルトです。 最近は特に都市部の人々はこういったイスラムの伝統をダサいと感じており、自由恋愛による結婚も増えてきました。都市部限定では自由恋愛婚の方が多いかもしれません。 ちなみにイスラムの伝統である一夫多妻はアゼルバイジャンでは見かけません。 話は少し逸れますが、この国はなんでもお金です。結婚も然りです。 アゼルバイジャン人の男女は結婚のタイミングで初めて実家を出るのですが、その際、男性側が新居のアパートの部屋を購入し、女性側が家具を購入するという伝統があります。どちらもアゼルバイジャン人の給料水準からするとバカ高い買い物なのですが、両家が頑張って揃えます。 ちなみに親が独身の娘にアパート買い与えるという変化球もあります。この場合、娘は「娘+アパート」という大変魅力的な立場になり、旦那を見つけやすくなるそうです。 欧米人男性 アゼルバイジャン女子の夢は欧米先進国の(できれば金持ち)男性と結婚して、旦那の国に移住することです。バクーには石油関連企業等で多少欧米人男性もおり、彼らは超モテモテです。 私の印象ですが、バクー女子は外国人男性に対しては肉食系で、ストレートにアプローチしてきます。そしてすぐに結婚を口にするのでびっくりします。 そんな肉食系バクー女子ですが、(私の印象ですが)けっこう欧米先進国の男性に遊ばれています。男性側はモテモテなので、女の子をとっかえひっかえして、遊ぶだけ遊んで本国に帰ってしまうのです。最終的にバクー女子と結婚する欧米男性はごくごく一部です。 知り合いの20代バクー女子も、60代のイギリス人男性(本国に妻子持ち)と不倫をして妊娠してしまった挙句、無常にもその男性から「堕ろせ」と言われ、泣く泣く堕胎したそうです。(イスラム国家で堕胎ってアリなのか??)それでもそのおっさんのことを嫌いになれず「どうしたらいいか分からない」と涙ながらに打ち明けられました。(僕に相談されても僕もどうしたらいいのか分からないです。) なんで不倫なのに妊娠するような事態になってしまったかというと、またまた下世話な話で恐縮ですが、アゼルバイジャン含めイスラム国家では、SEXは「生が基本」だからです。(こんな話ばかりでごめんなさい。)SEXとは婚姻を交わした夫婦のものであり、妊娠を前提とした行為です。そのため、スーパーやショッピングモールにもコンドームは売っていません。(薬局では買えます。) 日本では「ちゃんと避妊をしましょう」と学校で教わりますが、イスラム国家では「生でやりましょう」となるのです。(こんな話ばかりで本当にごめんなさい。) 独女 特に海外在住・留学経験のある高学歴層に多い気がするのですが、30代以降になっても結婚できず独身のままでいる女性をちらほら見かけます。結婚しないのではなく、結婚はしたいけどできなかった女性達です。 アゼルバイジャンの外の世界を知ってしまったがために、親が勧める近親婚は受け入れられず、ガサツで金も教養もなく汗臭いアゼルバイジャン人男性では満足できず、かと言って欧米先進国の男性も捕まえられず詰んでしまったようです。 アゼルバイジャンでは結婚適齢期は20代前半~中盤です。30代になってしまうと、かなり結婚は難しくなります。また、おそらくアゼルバイジャン人は先天的に太りやすい体質で、20代中盤あたりから腰回りに肉が付き始め、30代中盤にもなると女性は皆ドラえもんみたいな体系になります。そうなると、どうしても男性からも敬遠されてしまうようです。 知り合いの30代後半独女は、お金を貯めてドイツに長期滞在をして旦那を探すという一発逆転の(無謀な)プランを練っております。「日本に来れば結婚相談所というものがあるぞ」と教えてあげたら、目の色を変えていました。 K-POPに感謝 さてさてアジア人男性に対してはというと、(人種差別的な人を除けば)恋愛・結婚対象として見てくれています。最近は徐々にK-POPや日本のアニメが流入してきており、アジア文化のファンは基本的にアジア人男性もアリです。K-POPのおかげで私も彼女を見つけやすくなり、大変助かっております。 一方、少し考えさせられるのは、これは世界的な傾向だと思うのですが、K-POPの影響でアジア内の様々な序列が変わってきているように思います。K-POPのファンは韓国文化が大好きで、お花も着物も韓国の文化だと答えます。。。そして日本に対してはやや反日的な側面もあります。 バクーでもK-POP好きの女の子はちらほら見かけるのですが、彼らのアジア人男性の評価は、韓国人>日本人>その他アジア人>中国人です。(アゼルバイジャン人は中国人が大嫌いです。理由はそのうちコラムにしようかと思います。) K-POPに感謝する反面、J-POPの連中は何をやってるんだと情けなくなります。 海外で成功しているとされるONE OK ROCKもX Japanもきゃりーぱみゅぱみゅも、一歩日本の外に出ると実は誰も知りません。 Babymetalはメタル好きの人なら知っているので、ギリギリ健闘しています。宇多田ヒカルも知っているという人はちらほら見かけます。日本で唯一世界に通用したアーティスト(一発屋?)はPPAPのピコ太郎だけです。10代の少女と、一時活動を休止した歌手と、お笑い芸人におんぶにだっこなのが世界におけるJ-POPの現状です。 井の中の蛙で日本に籠って、紅白歌合戦ごときで満足しているJ-POPの連中は本当にちっちゃいと思います。J-POPにも才能に溢れた若いアーティストはたくさんいるので、彼らには是非世界でチャレンジしてほしいです。 (番外編)中東金持ちアラブ諸国男性のSEX事情 さてさて、アゼルバイジャンから南に下った中東金持ちアラブ諸国のSEX事情についても触れておこうと思います。こちらは男性目線で書かせて下さい。 ここでいう金持ちアラブ諸国とは、サウジアラビア、UAE、クウェート、カタール、バーレーン、(ぎりぎり)オマーンあたりです。 これらガチなイスラム国家では、女性の婚前SEXは完全NGであり、バレたら逮捕です。一方でこれらの国々の男性は野性的というか(金はあるのに)文明的でないというか、言い方は悪いですが私の私見では大変下品で胸糞悪い連中です。こんなやつらだからイスラム教徒は世界中で問題を起こすんだな~と、アラブ諸国滞在中に感じました。 「サラリーマン金太郎」という漫画の中で人情味溢れるアラブ人の姿が描かれ、ひょっとしたらアラブ人に親近感を覚えている人もいるかもしれませんが、あくまで漫画のストーリーを成立させるための表現です。 例えばサッカーの試合の方が彼らを理解する上で参考になります。「中東の笛」であるとか、ロシアW杯アジア最終予選のUAE戦で行われた明らかな「八百長」判定等の方が彼らの本質を表しています。 そんなアラブ人の男性はとってもスケベなのですが、特に結婚するまではSEXの機会が極端に限られておりフラストレーションを抱えております。そこで彼らはSEXをすべく、いくつものソリューションを考え出しました。
ここバクーは中東から近く、またイスラムの伝統衣装を着て歩いても差別を受けたり変な目で見られたりすることがないので、アラブ人の観光地として人気です。このアラブ人によるバクー観光は、セックスツーリズムとしての側面も持ちます。 日中観光を楽しんだアラブ人は、夜な夜なクラブやバーに現れアゼルバイジャン人やロシア人の売春婦を買うのです。本当にしょーもない連中です。 |