息を吸うように嘘を吐き、奇天烈なロジックでウクライナ侵略を正当化するロシア人に世界が困惑しております。 今回は、ソビエト民観察を趣味とする私が、彼らの奇怪極まりない思考回路、ひいては動物的な習性を解説し、「なぜ一般のロシア人はウクライナ侵攻を支持するのか」を解き明かしていきたいと思います。 テーマの性質上、
それでは珍妙なるソビエト民という生き物の習性を順番に紹介していきたいと思います。 自分だけ目線 皆さんは例えば幼稚園の時に友達を泣かせてしまったことはないでしょうか? そんな時幼稚園の先生は「ダメじゃない、相手が傷つくでしょ?自分が同じことされたら嫌でしょ?」と優しくあなたのことを諭し、あなたはハッと我に返り、相手の痛みや他人に対する思いやりというものを学んだことでしょう。 ソビエト民と話をしていて強烈な違和感を感じるのは、この相手のことを考える・相手を思いやる・相手の立場になって考えるという思考が根本的に欠如しているという点です。 ある時、アゼルバイジャン人と以下のような会話がありました。
ソビエト民は、村社会的・民族主義的発想に基づいて人種・民族・国籍等の狭窄な視野で定義付けられた自分達・仲間の利害が全てであり、それ以外に人達に何が起ころうが、あるいは、自分達が他者にどんな危害を加えようが、それにより他者がどれだけ苦しもうが、知ったこっちゃないし、気にもとめないし、そんなことを考える脳みそはないのです。 自分達のことしか見えてないのです。 これは日本語の「自己中」とは異なります。自己中とは、裏を返せば「他」の存在をちゃんと認識した上で、「自己」を中心に置いているものです。 翻ってソビエト民を観察していると、もはや自己中を通り越して「自己のことだけ」しか見えてないのです。 自己の行動により、他者に迷惑をかけたとか、他者を傷つけたとか、どーでもいいのです。 最近「ロシア人は被害者意識の強い民族である」みたいな分析を時折見かけるのですが、私の感覚ではちょいと違うと思います。 より正確には、ロシア人は加害者になった時に相手にどんな被害を加えたかなんてこと、考えもしないし、気にもとめないし、どーでもいいのです。 自分達(白系ロシア人)に何が起こったかしか考えてないから、被害者意識の部分だけが残ってしまうのです。 承認欲求モンスター SNSにカフェで撮った写真を投稿したら、たくさん「いいね」がついて気分が良くなった、みたいな経験はございませんでしょうか?皆さんの承認欲求が満たされた瞬間です。 この承認欲求の底なし沼にハマってしまったあなたは、週末が来る度に、ネットで買い漁った安物の服で着飾り、たいして仲良くもない知り合いをかき集め、しょぼいバーベキュー・パーティー・ナイトプール等に繰り出しては、鉄オタのごとく写真や動画を撮りだめし、奇跡の一枚をSNSにアップして、フォロワーからの社交辞令の「いいね」に歓喜し、精一杯背伸びをしてイケてる自分を演じているのではないでしょうか? さて、ソビエト民と話をしていて感じるのは、強烈なる承認欲求です。 ニュース等で繰り返し刷り込まれるプロパガンダとブレインウォッシング教育の賜物でしょう。 自分は良いもので、自分は正しくて、自分はイケていて、自分は素晴らしいという、とんでもない勘違い承認欲求が彼らの前提となっており、また、部外者にもその承認欲求を満たすように強要してくるのです。 キモいので、私はソビエト民が「いいね」頂戴オーラを出してきても、無視して正直に応対するようにしています。 アゼルバイジャン人と以下のような会話がありました。
このように承認欲求モンスターであるソビエト民は、自分は良いもので、自分は正しくて、自分はイケていて、自分は素晴らしい、という結論でないといけないのです。 上記の例では真逆の真実を突き付けられた結果、脳みそが拒絶反応を起こし現実逃避をして、自画自賛のプロパガンダに舞い戻ってしまったのです。 この承認欲求は国家運営にも巧みに利用されています。 自作自演で「自分は素晴らしい」という結論に収束するため、批判的な意見は同調圧力により抑制され、惨めな日常に対する不満の矛先も逸らされ、みんなで自画自賛プロパガンダを合唱して傷口を舐め合うことで承認欲求が満たされるのです。 ソビエト連邦は、Instagramが登場するより遥か以前に承認欲求の存在に気づき、承認欲求を活用して鉄のカーテンの内側を統治してきたのだと思います。 さて、本投稿のテーマは、「なぜ一般のロシア人はウクライナ侵攻を支持するのか」でした。 中途半端な位置で結論を述べてしまい恐縮ですが、私はこの承認欲求こそが一般のロシア人がウクライナ侵略を正当化する深層心理だと思っています。 すなわち、自分は良いもので、自分は正しくて、自分はイケていて、自分は素晴らしくないといけないロシア人が、いざ政府が戦争を始めると、その戦争が間違いであってはならないのです。 だからいざ戦争が始まったら戦争を支持するし、だから被害者であるウクライナを非難するのです。 ロシアが戦争を始めた ⇒ ロシアが悪者のはずがない、ロシアは正しいんだ ⇒ ウクライナが悪者で、この戦争は正義である、というだけのことだと思います。 見も蓋もないことを言ってしまい恐縮ですが、甘やかされて育った子供が悪いことをしたのを叱ると「僕悪くないもん!」と反射的に反発してきますが、あれと同じなんだと思います。 ソビエト民という生き物と滅多に対峙しない日本の皆様がイメージしやすいよう、参考動画を見つけました。 ↓の動画ではロシア人のババアが俳優の台詞を引用して「自国が戦争中は悪く言ってはいけない。兵士が悪者になってしまう。」とのたまっています。 ロシアの侵攻によりウクライナの一般人がどれだけ被害を受けたなんて気にも留めず、またこの戦争の是非という本題については答えもせず話を逸らし(というか考えてもいない)、ただ思考停止気味に戦争を支持し、自分が悪者だというシナリオは絶対に受け入れないのです。 現実世界でロシア人と話してみても、本当にこんな感じの理屈の通じないキモいやつらが結構います。 抑止力 国家が正義なき戦争に突入してしまった場合、文明人とソビエト民では真逆の反応を示し、その結果戦争に対する抑止力に大きな差が出ます。 文明国の文明人であれば大義なき戦争に対し反対の意を唱え、それが政権支持率という形で戦争に対する抑止力となるものです。 一方、承認欲求モンスターたるソビエト民は、国家がむちゃくちゃな戦争を始めても絶対に過ちを認めないので、むしろ「この戦争は正しい」と逆に応援をしてしまうのです。 だからウクライナ侵攻後になぜかプーチンの支持率が上昇してしまうという現象が起きてしまうのです。「僕間違ってないもん!」と。 では、ソビエト民は一体どういう状況になったら戦争反対となるのか? それは彼らの承認欲求と(後述する)支配欲が真っ向から否定された時、すなわち負けた時です。敗北という現実を突き付けられ、「ギャー!」と脳みそが一旦崩壊して、ようやく政権批判・戦争反対となるのです。 これは日露戦争に敗れたロシアがロシア革命に突入したり、アフガンで敗北したソビエト連邦が崩壊したりという歴史からもイメージしやすいでしょう。 9月になってロシア国内からも反戦の声がちらほらと出てくるようになってきたようですが、これもきっかけはハリコフでの敗北でした。 ただし、この場合の戦争反対はやっぱり独特で、「負けてんじゃねーよ!」という敗戦責任追求の文脈になるのです。 あくまで絶対に自分の過ちは認めず、ロシアが悪であるというシナリオは受け入れず、戦争そのものが悪いのではなく、負けたことが悪いという主張になるのです。。。 息を吸うように嘘を吐く そんな褒められて伸びるタイプのソビエト民ですが、実際問題彼らを褒めるのは至難の業です。 だってソビエトってしょぼいんだもん。 文化だろうが、エンタメだろうが、料理だろうが、科学技術だろうが、どうしても海外と比べると見劣りしてしまうので褒める部分が見つからないのです。 こうなったら嘘つくしかないんです! ニュースはフェイクニュース満載で、歴史は修正しまくって、日常会話はプロパガンダまみれで、そうやって自作自演・自画自賛で自分で自分を褒めて承認欲求を満たすしかないのです。 どうもソビエト民って嘘をつくことにほとんど羞恥心を感じないし、発言の真偽とか証拠の有無を検証するって文化もないんです。 そんでもって承認欲求を否定される行為(批判とか否定とか敗北とか)に物凄いストレスを感じる人達なんです。 要は、『嘘をつく際の羞恥心よりも、否定されることによる苦痛が勝っている状態』なんだと思います。 だからもう、息を吸うように次から次へと嘘が出てくるのです。 イメージしにくい方のためにちょうどよい参考動画を発見しました。 駐日ロシア大使ガルージンの嘘つきショーをお楽しみください! 次から次へと根拠も証拠も滅茶苦茶な主張が飛び出してきます。 このインタビューを受けてTBSはなんと現地でガルージンの主張の検証を行ったようですwww 世界中のメディアやジャーナリストがファクトチェックやってんだから、すぐバレる嘘つかなきゃいいのにwww 日本の専門家 ところでメディアに引っ張りだこの日本の軍事・地政学・国際政治等の専門家の皆様ですが、けっこうまともですね。 国際感覚が豊かで、主張もファクトベースかつ論理的であり、ロシアに独自のネットワークを持っている方もおられ、また難しいテーマをお花畑日本人にも大変分かりやすく説明されている方ばかりで素晴らしいです! 戦争について議論することすらタブー視され、なぜか国会取り囲んで安保法案に抗議するような不思議の国ジパングにおいて、こういった分野に進まれるには大いに葛藤・苦労があったものと推察します。 彼らの頑張りが今こうして日本の安全保障に一役買っていると思うと尊敬の念しかありません。 眉間ニキこと高橋杉雄氏はジャム好き甘党のスイーツ男子だそうです。 睡魔ニキこと小谷哲男氏の声には催眠効果があります。 寝室に小谷氏の声をBGMとして流すとぐっすり入眠できます。本当です。試してみてください。 滑舌ネキこと廣瀬陽子氏はなんとアゼルバイジャン滞在経験があり、現地でスムガイト事件の調査をしていたとのこと。このネキの証言が面白いです。 アゼルバイジャン市民が三日三晩アルメニア移民を虐殺し続けたと言われるこの事件ですが、アゼルバイジャン人に聞くのとアルメニア人に聞くのとでは真逆の物語が語られ、ネキも精神分裂状態に陥ってしまったとのことです。 もしネキに一言アドバイスできるなら「深く考えないでください」と言いたいです。アゼルバイジャンに来た先進国のエクスパットはみんな大なり小なり精神分裂します。だってこの国なにもかもがウソなんだもん。 アゼルバイジャン人だろうがアルメニア人だろうが正直に証言するわけもなく、手前都合の陰謀論・フェイクニュース・歴史修正・プロパガンダ・捏造証拠を壊れたラジオのように繰り返すだけなので、インタビューするだけ時間の無駄です。 さぁ専門家に各国外交官や政治家、果てはYouTuberまで交えたルール無用の情報戦が盛り上がってまいりました! 今宵はどのような対戦カードで私達を楽しませてくれるのでしょうか? いい質問するなぁ ただ一名だけ残念だなと思うのは、西側プロパガンダを拡散しすぎてロシアから入国BANを喰らった、BAN中村こと中村逸郎氏です。逸郎、久しぶり! このおっさんプロパガンダ担当だと思うのですが、あまりに無茶苦茶なロジックで現実味のない主張をするので、こいつが出てくるたびに首を傾げてしまいます。 具体的なやり取りをいくつか見てみましょう。 アナウンサー:「プーチンが6月までに辞任する確率は?」 BAN中村:「99%です!」 => プーチン政権の支持率やロシア市民の声を把握しているのか???戦争まっただ中に国のトップをすげ替えるようなリスキーな選択をロシア政府・ロシア人がすると思ってんのか??プーチンが辞任するにはそれなりのカタリストが必要だろ? アナウンサー:「6月12日のロシアの日以降に停戦交渉突入ですか?」 BAN中村:「ウクライナをウクライナでもロシアない地域にして停戦交渉に入るんです!」 => もう何言ってんのかさっぱり分からんぞ。てか戦争目標が何も達成されてないのに、何を交渉するんだ? アナウンサー:「戦果の欲しいプーチンはどうするのでしょう?」 BAN中村:「ウクライナの代わりにジョージアの南オセチアを併合します!」(動画は消されていてリンク発見できませんでした) => ウクライナで手一杯なのに戦略的重要性も民族的融和性も低い南オセチアにリソース割くわけねーだろ!どう考えても後回しだろ! アナウンサー:「経済制裁はロシア国民の暮らしにどんな影響?」 BAN中村:「経済制裁でレシートの紙が入ってこなくなってるんです!」 => お前はレシートの紙がそんなに重要なのか??なんでもかんでも経費で落としてんじゃねーよ。 こいつは本当に酷いですね。ひろゆきに論破されてほしいです。 戦時下において政治家でも軍人でもない一般人にどこまで制限を課すべきか、とても線引きの難しい問題だと思いますが、こいつは入国BANでオッケーでしょう。 日本ってこーゆー『頭使って考えれないオジサン』とか『人間語通じないオバサン』みたいな人が数千万匹は生息していて、そんな他の先進国だったら瞬殺で居場所が無くなりそうなレベルの奴らがなぜか社会的に良いポジションについてたりするんですよね。失われた三十年は人災なんです。 それにしてもアナウンサーさん、いい質問するな〜 支配欲 最近、朝倉未来氏の以下のツイートに非常に考えさせられました。 日本ってほんと『他人を自分の思い通りにしたいマン』多いですよね。そして思い通りにならなっかたり、批判・反論されると子供みたいにキレるんですよねwww さて、ソビエト民も基本『他人を自分の思い通りにしたいマン』なんです。 老若男女問わず強烈なる支配欲・征服欲・屈服欲が全身から溢れ出しています。 相手が自分の思い通りにならないと我慢できず、口答えや反論等はもう許せないのです。 アゼルバイジャンで以下のようなやり取りがありました。
「こいつ俺様の用意した飲み会に来ねーだと?俺の言うこと聞かねーだと?許せんぞ!」となってしまうのです。 なぜソビエト諸国は猟奇的・一方的な主張を他国に押し付け、その実現のためには武力行使も厭わないのか?? それは国民一人一人がそーゆー人達だからです。 ミクロのレベルで国民が支配欲・征服欲・屈服欲の塊なので、国全体としても同じ性格になるのです。国家は国民の鏡なのです。 私はその国・国民の支配欲・征服欲・屈服欲を計る方法として、DV率がとても良い指標なのではないかと思っています。 家庭で自分の思い通りにならない場面において、それを暴力で解決するようなDV男子が住まう国は、国全体としてDV国家なのです。 ちょいと調べて頂ければすぐ分かるのですが、旧ソビエト諸国のDV率は凄まじいものがあります。 話は変わりますが、アルメニア人はなぜアゼルバイジャン人にジェノサイドされるのか?(アルメニア人がアゼルバイジャン人をジェノサイドするパターンもある) それは彼らが屈服しないからだと私は思ってます。 アルメニア人も同じく征服欲が強いソビエト民で、血の気も多いし、いちいち闘っちゃうんですよね。 聞き流せばいいようなアゼルバイジャン人のプロパガンダとか歴史修正とかマウンティングに対して、いちいち「嘘つくな、黙れ、お前はクソだ」と同じやり方でやり返して、アゼルバイジャン人の支配欲を根本から否定しちゃうんです。 DV男子に楯突いたら、もちろんDVされます。こうしてソビエト圏では歯向かう奴はとりあえずジェノサイドされちゃうんです。 ロシア軍がウクライナのブチャで虐殺しただの、マリウポリに数万人の墓地があるだの、イジュームに集団墓地が発見されただので世界はショックを受けていますが、皆さんちょいとソビエト圏の歴史を調べてみてください。こんな話いくらでもあります。 ソビエトでは楯突くやつはとりあえずジェノサイドなんです。そーゆーもんなんです。 ジェノサイドした後に証拠を隠滅して、「それはデタラメだ」とシラを切るのがお決まりなんです。そーゆー生き物なんです。 さて、ウクライナ戦争に際し、ロシア人の支配欲を正面から徹底的に叩き潰しているのがアメリカ・イギリス・カナダ等のアングロ民です。 証拠を突きつけ正論で『お前は嘘つきだ、俺が正義だ、お前はクソだ、お前は俺より下だ』とロシア人を真っ向から否定しマウントを取ってくるアングロ民という生き物は、ロシア人にとっては虫唾が走るほど気に食わない連中なのです。 ロシア人にそんなことするとますます心を閉ざして、壊れたラジオのようにプロパガンダを繰り返すだけなので逆効果なのですがwww アングロ猿人とロシア猿人は生まれつき破壊的に相性が悪いのです。 ムーディー勝山 私はソビエト民のトリセツは日本の非非友好国ジョージアに学ぶべきと考えています。 目の前でアゼルバイジャン人やロシア人が、(欧米人が聞いたら顔が引きつってしまうような)プロパガンダや歴史修正を合唱していても、ジョージア人って「へーそうなんだー」と何事もなかったかのよう聞き流すのです。 これはいつ見ても見事だと思います。 ツッコミません、絡みません、闘いません。何事もなかったかのように、右から左へサラ〜っと受け流すのです。これなら揉め事は起こりません。 もともと多民族国家のジョージアでは考えの違いなんかいちいち気にしてたらキリがないので、流すようになったのではないかと私は推察しています。ソビエトっぽくないですね。 あとはジョージア人って隣国とは思えないぐらいアゼルバイジャンに興味もないし、びっくりするぐらいアゼルバイジャンのこと何も知らないんです。 人種的にも別物だし、ジョージアってEU加盟を目指して欧米諸国の方ばかり見ているので、アゼルバイジャンのことなんか眼中にないんだと思います。 だからアゼルバイジャン人が何言っても「へーそうなんだー」と興味なさそうに相槌打つだけなのかと。 争いごとを避ける秘訣は「無関心」なのかもしれません。 そんなジョージアのレジャバ大使は、笑いのセンスで日本国民にアプローチするという独自の外交手法を開拓しております。こんなキャラの大使はゾマホン以来ですね。 この人見た目がほぼ小島よしおです。 是非『細かすぎて伝わらないモノマネ』に参戦して頂きたいものです。 長いものには巻かれよ 9月に入ってからのハリコフでの反転攻勢もあり、「ウクライナ勝っちゃんじゃね?」みたいなお花畑な空気が流れていますが、果たして本当にそうでしょうか? 今回の戦争、ロシアにしてはかなりジェントルマンに戦っているように思えます。 ロシアがその気になればウクライナに流入する暖房用天然ガスだって制限できるはずですし、インフラを破壊したり、大量破壊兵器を使ったりすればもっと優位に戦えるはずです。 やはり兄弟国家であり、旧ソ連諸国からの冷たい目線もあり、めちゃくちゃ慎重に注意を払いながら戦っているのでしょう。ロシアにしては。 裏を返せば、ロシアがお得意の残虐性を発揮すればまだまだ形勢はどっちに転ぶか分かりません。 またロシアは食糧・エネルギーをほぼほぼ自給しています。外貨獲得元は小麦等の食糧と天然ガス・石油の輸出であり、コモディティなので西側が経済制裁しようが絶対に買い手は見つかります。 食糧やエネルギーの輸出を操り、世界恐慌を引き起こす覚悟で本気の持久戦をやれば、いずれヨーロッパは降参し、勝つのはロシアでしょう。 恐慌が起きてもロシア人は生き残れます。だって食糧もエネルギーも自給してるんだもん。最悪配給制にすれば良いだけです。 さて、以前の投稿で分析した通り、
米ドルが独占してきた石油・天然ガス決済の牙城を切り崩し、また、ルーブルをコモディティーの価値に裏打ちされたコモディティーとの交換チケットとして再定義し、さらにコモディティー供給を牛耳り兵器化することで、西側が構築したマネーゲームを根本からゲーム・チェンジしようとしているのです。 そのためにウクライナのコモディティー(小麦、とうもろこし、鉄鉱石等)が必要だったのです。 ここでロシア人が今回の戦争を支持するもう一つの理由を述べたいと思います。 ロシア人は今回の戦争が通貨戦争・覇権戦争であるということを理解しており、ウクライナでのいざこざなんて大事のための小事だよね思ってるからです。 覇権戦争ならそれぐらい仕方ないよね、ってことです。 なぜロシア人はこれを覇権戦争だと考えるのか?? それはrt.com等でそう放送してるから、ロシア人はプーチンが大風呂敷を広げていることを普通に知っているのです。 だからこそ西側はロシアのメディアをブロックしたのです。自らの覇権が窮地に立たされていることを隠すために。 それにしてもrt.comはドキュメンタリー調にプロパガンダと陰謀論が流れてきて、とても見ごたえがあります。 さて、日本政府は西側と歩調を合わせて威勢よくロシアに経済制裁してますが、政府に聞きたいのは「もしロシアが覇権国家になったらどうすんすか??」。 人生一寸先は闇です。 自由主義陣営が衰退し、ロシア・中国あたりが世界を牛耳るおぞましい未来というのも十分起こりうるシナリオです。そうなった時、日本にどんなしっぺ返しが来るか。 こんな覇権戦争のまっただ中ではなるべく中立寄りにポジション取るのが一番安全なんです。どっちが勝つか分かった段階で勝馬に乗れば良いのです! 韓国みたいにアメリカから裏切り者目線で見られるぐらいの曖昧ポジションを取ったり、インドやトルコみたいにどっちに転んでも大怪我しない立ち位置を取るのが正解なんです。 核兵器も持ってないし、30年間ゼロ成長なのに威勢良く経済制裁なんかすんのやめてくださいよ。 日本は政府はいつでも中国・ロシア側に寝返れるぐらいの準備はしておくべきでしょう。 SLAVA UKRAINI 私は「日本政府」と「個人の日本人」は分けて対応すべきだと思ってます。 日本人個人は徹底的にロシア・ロシア人を叩くべきだと思います。 第二次大戦敗戦から七十余年、ドイツ人と日本人は「敗戦国民」のそしりを受け、世界中どこに行っても罪の十字架を背負わされてきました。 此度ついに待ちに待った瞬間がおとずれたのです。ついにこの罪の十字架を外すタイミングが来たのです。 みんなでロシア人を人類の敵にして、悪役にしちゃいましょうよ! 罪の十字架のバトンタッチです! 私はロシア人を悪者にすべくロシア語のTelegramチャンネル等で暴れまくってます。 本ブログを読んでいただいている皆様も是非この聖戦に参加頂ければ幸いです。 さて、「よしロシアと戦うぞ!」と高い志を持った皆様がここで気づくのは「あれ?ロシア人ってどこにいるの?」という現実です。 ロシアって戦争とオリンピックの時以外は全く存在感がないので、必然的にロシア人との絡みもないのですwww 皆さんが思いつくプーチン以外のロシア人って、ロシア大使のガルージンとか、霊長類最強レスラーのカレリンとか、ボクシング王者の勇利アルバチャコフとか、格闘家のヴォルク・ハンとかでしょうか? こんなやつらと戦ってはいけません。返り討ちにあいます。 嘘つきガルージンに悪口なんか言ったりしたら毒盛られて殺されちゃいます。 戦いとは「絶対に勝てるやつを相手に、絶対に勝てる土俵で、卑劣な手を使い、無慈悲に、完膚なきまでに一方的に叩きのめす」ことを言うのです。 負ける戦はしてはいけません。 そこで、小原ブラスあたりはいかがでしょうか? こいつならいくら叩いても絶対なんの仕返しもできません。手頃なターゲットです。 さぁ我々の聖戦を始めましょう! ウクライナ人は祖国のため、自由と民主主義のため、そして、国際秩序のためにロシア人と戦っています! 日本人も我々日本人の矮小な利益のために戦いましょう、小原ブラスと! SLAVA UKRAINI!
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アゼルバイジャンでの人種差別はかなりキツい方です。 「アゼルバイジャンの人々はとても友好的で差別なんてないわ」なんて息を吸うように嘘をつくアゼルバイジャン人に出くわしても真に受けてはいけません。 私の認識では残念ながらほとんどのアゼルバイジャン人は人種差別主義者だと思います。ごく普通の人が日常会話で悪気もなく人種差別コメントを連呼してますし、そういう差別的な言動が悪いことだという基本認識すらない気がします。 「それは良くない考え」だと注意するとなぜか逆ギレされるので手に負えません。 (嘘だと思う方はバクー在住のエクスパットに「現実」を聞いてみてください) 今回はそんなアゼルバイジャンの人種差別の現状をまとめてみたいと思います。 アルメニア人 まずはSNSに流出してしまったアゼルバイジャンの小学校でのブレインウォッシングの模様をご覧ください。 「敵は誰??」と聞かれた子供たちが無邪気に「アルメニア人!!」と答える様が印象的です。お子様のいる家庭の方に裏を取ってみたのですが、この手の教育は未だに普通に行われているとのこと。 独裁体制を強固なものとするため、アルメニアという敵を国民の脳みそに繰り返し繰り返し刷り込んでいるのです。
「アルメニア人は敵だ」「アルメニア人は殺せ」といった言動はアゼルバイジャンでは学校で習う"正しいこと"なのです。 この「特定の人種集団に対する差別・ヘイト・暴力が賞賛される」という21世紀の人類の英知とは真逆の思考回路が、アゼルバイジャンに強力な人種差別の土壌を作り上げ、また国民の民度を著しく低下させている最も大きな要因だと私は考えます。 日常生活の至る場面でアルメニア人に対するヘイト・憎悪を目撃します。 会話の中でちょっとでもアルメニアにかする話題が出ようものなら「アルメニア人は悪者」「アルメニア人は糞」みたいな(会話の流れに何の関係もない)一文が必ず紛れ込んできます。 アルメニア人差別は経済や法律にまで反映されています。 例えば外資企業がアルメニア企業やアルメニア人と取引があると、アゼルバイジャン企業と契約できなかったり、銀行のコンプライアンス部門に口座を閉鎖されたります。(コンプライアンス部門がこんな反コンプライアンスな行動を取るのですw) またアルメニア人に対する人種差別法案もあり、アゼルバイジャン経由でジョージアに輸送される荷物のうち、受取人がアルメニア人っぽい苗字をしているものはアゼルバイジャン税関で没収されます! これらのおぞましい行いはアゼルバイジャンでは賞賛され、また"法律"にまでなっているものなのです。。。 国籍=人種=一括り 最近サッカーのチャンピオンズリーグでルーマニア人の審判がアフリカ系の選手を「おい黒人」と呼んでかなり問題になりましたが、当の審判やルーマニア人は何が問題なのか理解できないといった反応でした。 これは東欧・ソビエト独特なのですが、「人を国籍や人種で一括りに扱う」ことがごくごく一般的なのです。「〇〇人は✕✕だ」「△△人は▽▽だ」といった具合です。 まともな国で国籍・人種で人を一括りに扱うと人種差別問題になりますが、国境という境界で強力に閉鎖された環境のなかに一様な思考回路の人々が生活する東欧・ソビエトの閉鎖国家ではなんでもかんでも「国」で杓子上下に分けて判断・評価する前時代的な慣習が未だに色濃く残っています。 こういう人達なので人を「おい黒人」と人種で呼んでみたり、特定の人種集団に対し一括りの評価をしたり(例:中国人はXXだ)といった、不愉快極まりない"人種差別的思考回路がデフォルト"なのです。 そしてアゼルバイジャンでも人を人種・国籍で評価するという思考回路はデフォルトです。 おかげで私もアゼルバイジャン人を一括りに扱う癖がついてしましましたが、「アゼルバイジャン人はXXだ」と一括りに評しても差支えないぐらいに"一様な思考回路の人々"なのです。 我々島国日本人も相当に一様ですが、超閉鎖国家の民アゼルバイジャン人はそれを凌ぐ一様さといっても過言ではないでしょう。 アラブ人 アラブ人に対するヘイト・差別も凄まじいものがあります。 どう見てもアゼルバイジャン人も(肌のやや明るい)アラブ系なのですが、「俺たちアゼルバイジャン人はアラブ人とは違うんだ」と言わんばかりに会話の節々にアラブ系に対するヘイトが紛れ込みます。 私が直接アゼルバイジャン人から聞いたアラブ人差別コメント集を紹介します:
これガチで日常会話です。おぞましい。 BLACK こちらはロシア人によるアゼルバイジャン人に対する差別のお話です。 ロシア人の女性と飯を食いに行った際、ロシアにいるアゼルバイジャン人の話になりました。 女性「モスクワでは時々BLACKがボコボコに殴られてるわ」 私「BLACKってなに?アフリカ人のこと?」 女性「BLACKっていうのはアゼルバイジャン人のことよ」 私「なんでBLACKって言うの?」 女性「アゼルバイジャン人ってなんか黒いじゃん。目とか髪とか肌とか」 私「...」 このBLACKやDARKというのはロシア人がコーカサスの民(アゼルバイジャン人・アルメニア人・ジョージア人)に対して使う蔑称とのことです。(正確には черножо́пый = Black Ass) ロシア人にとっては「白さ」こそが価値であり、最も白いロシア人が最も優れた人種であるというおぞましい価値観をソビエト全体に押し付け、そうしたおぞましい考えが未だに残っているのです。 そんなこんなでロシアにいるコーカサスの民もさすがに怒り、モスクワでは数年おきにロシア人の人種差別集団とコーカサス系移民との大規模衝突が起こります。ロシア人の人種差別集団が、コーカサス移民が多く働く市場に殴り込んだりします。ロシア人差別集団の怖いところは相手が女・子供でも容赦なくボコボコにし、毎回死者が出ます。 セルフホワイトウォッシング 以上のような背景からアゼルバイジャン人は「アラブ人になりたくない」「白くなりたい」のです。 結果なにが起きているかというと"肌の白い人がモテる"という現象が起きています。 ロシア・ヨーロッパ系の家系で肌の白い人がイケていて、そういう人と結婚して子供も白くなったらハッピーなのです。
ここで、話は少し逸れますが、アゼルバイジャン人が日常的にやらかす歴史修正(Revisionism)にも、このセルフホワイトウォッシングが関連してきます。 超ざっくりまとめると、そもそもアゼルバイジャン民族ってカザフスタン人がイラン人と混血して誕生し、この地域に住み着いて(攻め込んで)アルメニア人と混血して現在のようななんとも言えない見た目になったわけです。(あとトルコ人・ジョージア人あたりの血も入ってます。) ところが白人になりたいアゼルバイジャン人は自身の起源がカザフスタン人やイラン人であっては困るのです。だからこそ別投稿で紹介したカフカス・アルバニア人なる無関係の民族を引っ張ってきて、無理矢理そいつらをアゼルバイジャン人の起源としたのです。自身の歴史すらもセルフホワイトウォッシング。 アゼルバイジャン人が激しく差別するアジア人・アラブ人・アルメニア人ですが、実のところアゼルバイジャン人自身がアジア人+アラブ人+アルメニア人の混血民族なんです。 中国人 最近話題のウイグル人は言語的にも人種的にも相当アゼルバイジャン人に近い人々です。ウイグルとアゼルバイジャンとの繋がりも強く、バクーからウルムチに直行便も飛んでます。 そのためウイグル人を迫害する中国はアゼルバイジャン人、ひいてはトルコ系民族全体にとって共通の敵なのです。
といった具合です。 親日国?? ネットでアゼルバイジャンは親日国みたいなガセネタを見かけますが、現地で特に親日を感じたことはありません。 独裁大統領イルハム・アリエフが日本好きで、また科学技術や文化が素晴らしい国という薄い印象はあるのかもしれませんが、特にアゼルバイジャン人は日本のことなんて気にしてません。(たまにトルコ系の家系の人で「日本人は兄弟だ」みたいな人はいますが) 中国人に対するヘイトの影響もあると思うのですが、むしろしょっちゅう差別や嫌がらせを受けます。 特に私はアゼルバイジャン人の彼女を連れているため、「チャイニーズがアゼルバイジャンの女に手出しやがって」といった感じで目を付けられ、おそらく最も強力な差別を受けていると思います。日中歩いているだけで暴言は浴びせられるわ、釣り目のポーズでからかわれるわ、彼女のスカートはめくられるはです。 特にコロナで外出規制がかかって以降は、人々の醜い内面がどんどん表に出るようになったと思います。 アゼルバイジャンにお越しの際は是非通訳を連れていかれることをお勧めします。 アジア人があるいていると、人々がジロって見てきてヒソヒソ話を始めるのですが、その内容を翻訳させると、アゼルバイジャンのおぞましい人種差別の実態を認識頂けるかと思います。 不覚にも当ブログがTwitterでプチ炎上していたようです。様々なコメント・メッセージ・脅迫を頂きましたので、まとめて返答させて頂きたいと思います。 アゼルバイジャン人は大人しくて穏やかな人達だぞ? ぱっと見ではこの国のヤバさは分かりません。最低数か月現地に住んだうえで判断ください。 僕も最初はきれいな街で穏やかな人々という印象を持ちましたが、住み始めてすぐに考えが540度変わりました。 抑圧されたソ連の住人は伏し目がちにボソボソ喋るので一見穏やかな印象を受けますが、音が穏やかなだけであって「話している内容そのもの」は決して穏やかではありません。 僕の言っていることが嘘だと思うのであれば、InterNationsやFacebookでバクー居住経験のあるエクスパットに質問してみて下さい。(トルコ以外の)エクスパットはたいていアゼルバイジャンに超否定的です。 警察の目もあり、今現在バクーに住んでいるエクスパットは正直に答えてくれないかもしれないので、昔バクーに住んでいた人に聞いてみると良いと思います。 キレやすいのは(アルメニア人だけじゃなく)ジョージア人だろ! キレやすいのはコーカサス共通の特徴だと思います。日本でもキレやすい中高年が問題になっていますが、結構あれに近い感じのキレ方だと思います。 キレるポイントには三ヶ国でだいぶ傾向の違いがあると感じます:
逆に三カ国で共通なのは「(たとえ些細なことでも)物事が自分の思い通りにならないとキレる」という傾向がある気がします。 どうもキレ方には明確な男女差・年代差がある気がします。 ジョージアではよくオッサンがキレてます。女性がキレてるのは見かけたことないですね。私見ですが。 アゼルバイジャンでは若い女性がキレやすい印象を受けます。私見ですが。 ただDV率の高い国なので、男性は家庭でキレているのかもしれません(※アゼルバイジャン人女性の43%はDV被害者)。 そういえば、昔パブでたまたま隣に座ったアゼルバイジャン人女性が、夫のDVから逃げてきたが、娘の親権は夫にとられたため、娘に会うことができないと嘆いていました(そんな状況で酒飲んでんじゃねーよw)。「人生そのうち良いことあるよ」と慰めたら、「アゼルバイジャンに女として生まれたら人生はないのよ」とヤサぐれた台詞を返されたのをふと思い出しました。 ところで、とあるバクー在住の欧州系エクスパットが、アゼルバイジャン人がキレる理由について「近親相姦による遺伝障害ではないか」とのトンデモ設を提唱していました(私の意見ではないのであしからず)。こればかりは検証しようがないですが、遺伝的要因というよりは、ブレインウォッシングの影響が大きいのではと個人的には思います。 コーカサス三国の民の共通の問題点は? タクシーの運転が荒い。 コーカサスの民(特に男)はハンドルを握ると興奮して、F1ドライバーのような無茶な運転をする傾向があります。しょっちゅう事故ってるのでボロボロの車が結構走ってます。 運転の粗さをランク付けすると: 日本人(煽り運転) >> アルメニア人 >> ジョージア人 > アゼルバイジャン人 >>> 日本人(普通のドライバー) みたいな感じになると思います。 アゼルバイジャン人のタクシードライバーを見て気づいたのは、「カーナビ地図読めない人割合が高い」という点です。 明らかにGPSで進むべき順路が示されていても「目的地はどこだ?どの道を行けば良いんだ?」とトンチンカンな質問をしてきます。「地図見ろや」と返答すると運転手が困ってしまうのです。 傾向として、アゼルバイジャン人は「目視の情報・データを論理的に処理する能力が著しく低い」と感じます。 運転手に限らず、まともに契約文書も書けない弁護士、仕訳や税務計算のできない会計士、まともな診察もできない医者、数字の読めない銀行員、プログラミングのできないSEみたいな連中がうじゃうじゃいます。 よくこれで国が成り立つなと感心してしまいします。 知的生産能力をランク付けすると: 日本人 >>> アルメニア人 > ジョージア人 >> アゼルバイジャン人 みたいな感じだと思います。 上記の私の肌感覚は、IQテストの結果ともだいたい一致しているので、おおまかな傾向は捉えられてるのではないでしょうか:
コーカサス三ヶ国の人の見分け方を教えて! この三ヶ国は地理的には近いですが、人種的にはかなり別物です。(とはいえ国内でも地域差が相当ありますが)
とても仲の悪いアゼルバイジャン人とアルメニア人ですが共通の身体的特徴があります。 結構な確率で男性の左右の眉毛が繋がっているのです。ニュース等で彼らの映像が流れたときは注目してみて下さい。 (アゼルバイジャン人だけじゃなく)アルメニア人やジョージア人も嘘つくぞ! 旧ソ連諸国において嘘は「こんにちは」みたいなものです。ソ連は嘘で成り立っていた国です。 アゼルバイジャンとアルメニアの一般市民によるSNS上のフェイクニュース合戦を見ても分かるように、嘘に対するハードルが極端に低いのです。自分の主張が真実に基づくかどうかはあまり重要ではなく、自分の利益になるかどうかが重要なのです。 とはいえ嘘にも傾向の違いがあるように感じます:
コーカサス三国のヤバさに違いはある? 世界中どの国にもまともな人も悪い人もいますが、コーカサス三国のヤバい人達を分かりやすく例えると:
アゼルバイジャン人も人それぞれ、一括りに批判するのは良くない みんなブレインウォッシングされているので、一括りに扱って差支えないです。アゼルバイジャン人は見た目の多様性は凄いのですが、脳みその中身は多様性ゼロです。 例外的に幼少期に海外で教育を受けた人や、海外生活が長い人はアゼルバイジャンのヤバさを十分認識していますが、そんな人はごくごくごくごくわずかです。 ジョージアの欠点は? 道に犬のウンコが多い。 文化水準は? ジョージア、アルメニア、そして、イランは素晴らしい文化的蓄積があると思います。伝統工芸は職人により受け継がれ、豊かな伝統芸能もあり、食文化も多彩です。 UAEやサウジアラビアは文化水準が低いような認識がありますが、イスラムの伝統を受け継ぎ、モスク等の建築物は素晴らしく、また伝統のアラビア食を現代風にアレンジしており意外と旨いです。また世界から文化財やシェフを輸入しておりクオリティがあります。 私見で恐縮ですが、アゼルバイジャンは空っぽです。 首都バクーはほんの30年ぐらいまでただのVillageでした。そこにアパートを建て、地方から人を移住させ、無理矢理短期間で都市を造ったのですが、そんなレトルト食品のような町に歴史的な重みが根付くはずもなく、薄っぺらい張りぼてでは隠し切れないチープな本質が見えてきます。 独自の伝統にも乏しい気がします。 アゼルバイジャン人はShekiの伝統工芸品を自慢します。例えばアルムドゥグラスですが、これトルコのチャイグラスに上から絵描いただけでしょ? またカーペットも伝統工芸品なのですが、どう見てもイランのペルシャ絨毯の劣化版じゃね?バクーには世界初のカーペット博物館まで建ててしまいましたが、イランを差し置いてカーペット博物館を作るとは。。。ちなみに現地でカーペットを買っても「これは貴重な文化財なので許可証なしに持ち出すな」と空港で差し押さえられる場合があります。アゼルバイジャンカーペットに文化財としての評価があるとは思えませんが、実力・価値のないものに対してソビエト式のbureautic(官僚的手続き)なやり方で無理やり自作自演の権威付けをするのがアゼルバイジャンの手口です。 また本当に酷いのは、紀元前より存在するアルメニアの伝統食Lavashがユネスコ文化遺産に認定されたことに対し、「Lavashはアゼルバイジャンの文化である」と主張していることです。キチガイです。 別の投稿でも指摘したのですが、アゼルバイジャン民族って17世紀に成立した民族です。考えてみてください。当時存在しなかった人達がどうやってLavashを生み出すことができるのでしょうか?? もはやCultual Appropriation(文化の盗用)を通り越して、Cultural Stealing(文化泥棒)です。 こんなイランやトルコやアルメニアからパクった伝統と、ソビエト時代にロシアからコピペした文化の上に成り立つのがバクーです。
上にアルメニアとアゼルバイジャンを比較したイラストがありますが、本当にこの通りです。アゼルバイジャンには何もない、あるのは油だけです、とあくまで個人的な感想です。 (※12/26追伸:アゼルバイジャン民族とアゼルバイジャン国とは分けて考える必要がありそうです。こちらのツイートによるとイラン側のアゼルバイジャン民族「本土」には非常豊かな文化的蓄積があるとのこと。どうもアゼルバイジャン民族居住地北部の辺境DQNが独立したのがアゼルバイジャン国のようです。私はイラン側のアゼルバイジャン「本土」についてはよく知らないので、この投稿で評価しているのはあくまで辺境アゼルバイジャン「国」の文化についてです。) 私がアゼルバイジャンに私怨を募らさせている その通りです。 実際バクーに住んでみて、胸糞悪い人達に会い、胸糞悪い経験をしたので、その通り胸糞悪い記事を書いています。 ただ私怨というより事実を事実として書いているつもりです。ではなぜここまでネガティブな記事ばかりになるかと言うと、ネガティブな側面しかないからです。誰かアゼルバイジャンの良いところがあるのであれば教えてください。 ちなみに私世界を旅して色んな国に住んでますが、他の国でここまでネガティブな印象は受けたことはありません。 なぜ「移住ガイド」でネガティブなことを書く? 本ブログは非営利なので本音を書けます。移住をガイドする以上、たとえネガティブであっても現地の正確な情報を伝えるべきだと考えています。 また実際にバクーに住んでみて、この国のヤバさを日本語で伝えるのは使命だと感じるようになりました。英語では十分情報がありますが、日本人はあまりにアゼルバイジャンのことを知りません。 北朝鮮はミサイル撃つぞ撃つぞ詐欺をするだけで実際には撃ちません。 アゼルバイジャンは撃ちます。 今回のカラバフ紛争が始まる前から、世界中の記者やブロガーがアゼルバイジャンについて警鐘を鳴らし続けてきましたが、それでも武力行使は防げませんでした。 国民は戦争を支持し、アルメニア兵を爆撃するニュース映像に歓喜し、アルメニア兵の処刑・拷問動画がSNSのトレンドです。 この国は止めなければいけません。それができるのは国際社会からの圧力だけです。当ブログがその一助になれば幸いと考えます。 |