不覚にも当ブログがTwitterでプチ炎上していたようです。様々なコメント・メッセージ・脅迫を頂きましたので、まとめて返答させて頂きたいと思います。 アゼルバイジャン人は大人しくて穏やかな人達だぞ? ぱっと見ではこの国のヤバさは分かりません。最低数か月現地に住んだうえで判断ください。 僕も最初はきれいな街で穏やかな人々という印象を持ちましたが、住み始めてすぐに考えが540度変わりました。 抑圧されたソ連の住人は伏し目がちにボソボソ喋るので一見穏やかな印象を受けますが、音が穏やかなだけであって「話している内容そのもの」は決して穏やかではありません。 僕の言っていることが嘘だと思うのであれば、InterNationsやFacebookでバクー居住経験のあるエクスパットに質問してみて下さい。(トルコ以外の)エクスパットはたいていアゼルバイジャンに超否定的です。 警察の目もあり、今現在バクーに住んでいるエクスパットは正直に答えてくれないかもしれないので、昔バクーに住んでいた人に聞いてみると良いと思います。 キレやすいのは(アルメニア人だけじゃなく)ジョージア人だろ! キレやすいのはコーカサス共通の特徴だと思います。日本でもキレやすい中高年が問題になっていますが、結構あれに近い感じのキレ方だと思います。 キレるポイントには三ヶ国でだいぶ傾向の違いがあると感じます:
逆に三カ国で共通なのは「(たとえ些細なことでも)物事が自分の思い通りにならないとキレる」という傾向がある気がします。 どうもキレ方には明確な男女差・年代差がある気がします。 ジョージアではよくオッサンがキレてます。女性がキレてるのは見かけたことないですね。私見ですが。 アゼルバイジャンでは若い女性がキレやすい印象を受けます。私見ですが。 ただDV率の高い国なので、男性は家庭でキレているのかもしれません(※アゼルバイジャン人女性の43%はDV被害者)。 そういえば、昔パブでたまたま隣に座ったアゼルバイジャン人女性が、夫のDVから逃げてきたが、娘の親権は夫にとられたため、娘に会うことができないと嘆いていました(そんな状況で酒飲んでんじゃねーよw)。「人生そのうち良いことあるよ」と慰めたら、「アゼルバイジャンに女として生まれたら人生はないのよ」とヤサぐれた台詞を返されたのをふと思い出しました。 ところで、とあるバクー在住の欧州系エクスパットが、アゼルバイジャン人がキレる理由について「近親相姦による遺伝障害ではないか」とのトンデモ設を提唱していました(私の意見ではないのであしからず)。こればかりは検証しようがないですが、遺伝的要因というよりは、ブレインウォッシングの影響が大きいのではと個人的には思います。 コーカサス三国の民の共通の問題点は? タクシーの運転が荒い。 コーカサスの民(特に男)はハンドルを握ると興奮して、F1ドライバーのような無茶な運転をする傾向があります。しょっちゅう事故ってるのでボロボロの車が結構走ってます。 運転の粗さをランク付けすると: 日本人(煽り運転) >> アルメニア人 >> ジョージア人 > アゼルバイジャン人 >>> 日本人(普通のドライバー) みたいな感じになると思います。 アゼルバイジャン人のタクシードライバーを見て気づいたのは、「カーナビ地図読めない人割合が高い」という点です。 明らかにGPSで進むべき順路が示されていても「目的地はどこだ?どの道を行けば良いんだ?」とトンチンカンな質問をしてきます。「地図見ろや」と返答すると運転手が困ってしまうのです。 傾向として、アゼルバイジャン人は「目視の情報・データを論理的に処理する能力が著しく低い」と感じます。 運転手に限らず、まともに契約文書も書けない弁護士、仕訳や税務計算のできない会計士、まともな診察もできない医者、数字の読めない銀行員、プログラミングのできないSEみたいな連中がうじゃうじゃいます。 よくこれで国が成り立つなと感心してしまいします。 知的生産能力をランク付けすると: 日本人 >>> アルメニア人 > ジョージア人 >> アゼルバイジャン人 みたいな感じだと思います。 上記の私の肌感覚は、IQテストの結果ともだいたい一致しているので、おおまかな傾向は捉えられてるのではないでしょうか:
コーカサス三ヶ国の人の見分け方を教えて! この三ヶ国は地理的には近いですが、人種的にはかなり別物です。(とはいえ国内でも地域差が相当ありますが)
とても仲の悪いアゼルバイジャン人とアルメニア人ですが共通の身体的特徴があります。 結構な確率で男性の左右の眉毛が繋がっているのです。ニュース等で彼らの映像が流れたときは注目してみて下さい。 (アゼルバイジャン人だけじゃなく)アルメニア人やジョージア人も嘘つくぞ! 旧ソ連諸国において嘘は「こんにちは」みたいなものです。ソ連は嘘で成り立っていた国です。 アゼルバイジャンとアルメニアの一般市民によるSNS上のフェイクニュース合戦を見ても分かるように、嘘に対するハードルが極端に低いのです。自分の主張が真実に基づくかどうかはあまり重要ではなく、自分の利益になるかどうかが重要なのです。 とはいえ嘘にも傾向の違いがあるように感じます:
コーカサス三国のヤバさに違いはある? 世界中どの国にもまともな人も悪い人もいますが、コーカサス三国のヤバい人達を分かりやすく例えると:
アゼルバイジャン人も人それぞれ、一括りに批判するのは良くない みんなブレインウォッシングされているので、一括りに扱って差支えないです。アゼルバイジャン人は見た目の多様性は凄いのですが、脳みその中身は多様性ゼロです。 例外的に幼少期に海外で教育を受けた人や、海外生活が長い人はアゼルバイジャンのヤバさを十分認識していますが、そんな人はごくごくごくごくわずかです。 ジョージアの欠点は? 道に犬のウンコが多い。 文化水準は? ジョージア、アルメニア、そして、イランは素晴らしい文化的蓄積があると思います。伝統工芸は職人により受け継がれ、豊かな伝統芸能もあり、食文化も多彩です。 UAEやサウジアラビアは文化水準が低いような認識がありますが、イスラムの伝統を受け継ぎ、モスク等の建築物は素晴らしく、また伝統のアラビア食を現代風にアレンジしており意外と旨いです。また世界から文化財やシェフを輸入しておりクオリティがあります。 私見で恐縮ですが、アゼルバイジャンは空っぽです。 首都バクーはほんの30年ぐらいまでただのVillageでした。そこにアパートを建て、地方から人を移住させ、無理矢理短期間で都市を造ったのですが、そんなレトルト食品のような町に歴史的な重みが根付くはずもなく、薄っぺらい張りぼてでは隠し切れないチープな本質が見えてきます。 独自の伝統にも乏しい気がします。 アゼルバイジャン人はShekiの伝統工芸品を自慢します。例えばアルムドゥグラスですが、これトルコのチャイグラスに上から絵描いただけでしょ? またカーペットも伝統工芸品なのですが、どう見てもイランのペルシャ絨毯の劣化版じゃね?バクーには世界初のカーペット博物館まで建ててしまいましたが、イランを差し置いてカーペット博物館を作るとは。。。ちなみに現地でカーペットを買っても「これは貴重な文化財なので許可証なしに持ち出すな」と空港で差し押さえられる場合があります。アゼルバイジャンカーペットに文化財としての評価があるとは思えませんが、実力・価値のないものに対してソビエト式のbureautic(官僚的手続き)なやり方で無理やり自作自演の権威付けをするのがアゼルバイジャンの手口です。 また本当に酷いのは、紀元前より存在するアルメニアの伝統食Lavashがユネスコ文化遺産に認定されたことに対し、「Lavashはアゼルバイジャンの文化である」と主張していることです。キチガイです。 別の投稿でも指摘したのですが、アゼルバイジャン民族って17世紀に成立した民族です。考えてみてください。当時存在しなかった人達がどうやってLavashを生み出すことができるのでしょうか?? もはやCultual Appropriation(文化の盗用)を通り越して、Cultural Stealing(文化泥棒)です。 こんなイランやトルコやアルメニアからパクった伝統と、ソビエト時代にロシアからコピペした文化の上に成り立つのがバクーです。
上にアルメニアとアゼルバイジャンを比較したイラストがありますが、本当にこの通りです。アゼルバイジャンには何もない、あるのは油だけです、とあくまで個人的な感想です。 (※12/26追伸:アゼルバイジャン民族とアゼルバイジャン国とは分けて考える必要がありそうです。こちらのツイートによるとイラン側のアゼルバイジャン民族「本土」には非常豊かな文化的蓄積があるとのこと。どうもアゼルバイジャン民族居住地北部の辺境DQNが独立したのがアゼルバイジャン国のようです。私はイラン側のアゼルバイジャン「本土」についてはよく知らないので、この投稿で評価しているのはあくまで辺境アゼルバイジャン「国」の文化についてです。) 私がアゼルバイジャンに私怨を募らさせている その通りです。 実際バクーに住んでみて、胸糞悪い人達に会い、胸糞悪い経験をしたので、その通り胸糞悪い記事を書いています。 ただ私怨というより事実を事実として書いているつもりです。ではなぜここまでネガティブな記事ばかりになるかと言うと、ネガティブな側面しかないからです。誰かアゼルバイジャンの良いところがあるのであれば教えてください。 ちなみに私世界を旅して色んな国に住んでますが、他の国でここまでネガティブな印象は受けたことはありません。 なぜ「移住ガイド」でネガティブなことを書く? 本ブログは非営利なので本音を書けます。移住をガイドする以上、たとえネガティブであっても現地の正確な情報を伝えるべきだと考えています。 また実際にバクーに住んでみて、この国のヤバさを日本語で伝えるのは使命だと感じるようになりました。英語では十分情報がありますが、日本人はあまりにアゼルバイジャンのことを知りません。 北朝鮮はミサイル撃つぞ撃つぞ詐欺をするだけで実際には撃ちません。 アゼルバイジャンは撃ちます。 今回のカラバフ紛争が始まる前から、世界中の記者やブロガーがアゼルバイジャンについて警鐘を鳴らし続けてきましたが、それでも武力行使は防げませんでした。 国民は戦争を支持し、アルメニア兵を爆撃するニュース映像に歓喜し、アルメニア兵の処刑・拷問動画がSNSのトレンドです。 この国は止めなければいけません。それができるのは国際社会からの圧力だけです。当ブログがその一助になれば幸いと考えます。
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私の予想結構当たりましたね。やはりSarsangダムはアルメニア側に残して、南部の戦線を押し上げたところで停戦でした。 選挙が接戦でトランプもカラバフどころではなかったのでしょう。米大統領選挙前の米露共同仲介とはいきませんでしたが、ロシアの仲介でようやく停戦です。 アゼルバイジャンが振り上げた拳をどこに下ろすのか注目していましたが、カラバフ第二の都市でありアゼルバイジャンの文化的起源とされるShushaでした。ここを墜とせばアゼルバイジャン国民も納得しますし、アルメニア国民も諦めがつく絶妙なポイントだと思います。この都市はカラバフの首都Stepanakertからわずか10kmであり、また物流の要所でもあるので、アゼルバイジャンが今後カラバフの金玉を握り、いつでも兵糧攻めができる体制が整ったと言えるでしょう。
話は逸れますが、以前指摘した通り、アゼルバイジャンに文化なんてものは存在しません。全て外国からのパクりです。伝統工芸品や伝統料理ですら近隣国からのCultural Appropriation(文化の盗用)です。文化のない国に文化的起源(Shusha)が存在するのも不思議な気がします。せめて一度文化というものを理解してから文化について語ってほしいものです。 ちなみにアゼルバイジャン人にとってのShushaは「日本人にとっての京都のようなもの」との答えが返ってきます。日本人として一言言いたいのは、京都とShushaを比べるなと。レベルが違い過ぎる。 さて再三指摘している通り、この戦争はアゼルバイジャン主導で、ほぼ間違いなくアゼルバイジャンから始めた戦争です。その最大の目的は独裁一家(アリエフ家・パシャエフ家)による独裁体制の維持です。 幼少期より強力なブレインウォッシングでアルメニア人は悪魔だと信じ込まされてきたアゼルバイジャン人は、今回の戦勝でハイになり、国内の諸問題もすっかり忘れて酔いしれています。大統領への支持もうなぎ登りで、独裁一家もほっと一息でしょう。 今回の戦争で味をしめた独裁者は、今後支持率が下がる度にカラバフでドンパチ始めて国民の不満の矛先を逸らすことでしょう。だからこそ今回の侵攻でカラバル全土を完全制圧するのではなく、(後々いつでも戦争できるように)首都Stepanakertを含む一部をアルメニアの管理下に残したのだと推測します。まぁ完全に予想通りです。これでしばらく独裁体制は安泰でしょう。 以前アゼルバイジャンの北朝鮮化を指摘しましたが、北朝鮮よりたちの悪い独裁国家になりました。 前回の投稿でも指摘したのですが、アゼルバイジャンにとって戦略的に重要なのは、ナヒチェヴァン・トルコへの回廊確保です。なんと今回の停戦協定でアゼルバイジャン車両がアルメニアを通過してナヒチェヴァンにアクセスできるようになりました。これは大きな戦果でしょう。ナヒチェヴァンの不動産は買いですね。またこれからトルコ交易の物流業とトルコへの農産物等の輸出業は栄えるでしょう。 おそらくこのナヒチェヴァン回廊以外にも表に出ていない経済的な合意があるはずです。アゼルバイジャンから油・電気・水・食料を買えだの、アルメニア上空を飛行機飛ばさせろだの色々要求しているはずです。こういった経済的な合意も徐々に表に出てくるでしょう。 不覚にも今日まで気づかなかったのですが、なんとAnglo Asianが権益を持つ金鉱山がカラバフにあるらしいです。今回アゼルバイジャンがカラバフを占領したことで鉱山の開発ができると。 オイルマネーに加えて、ゴールドとはなんとも恵まれた。今後ますますアゼルバイジャンとアルメニアの国力差は拡大しそうです。 停戦後のPKOにトルコ軍が参加するとか参加しないとかいう話にもなってます。 トルコをこのカラバフ紛争の当事者としてテーブルにつかせることに成功したのも、トルコ・アゼルバイジャンとしては大きな戦果でしょう。この一件はトルコの軍事・外交プレゼンス拡大、ひいては、トルコ民族復権の第一歩となりそうです。 びっくりしたのはイランがアゼルバイジャン支持を明確に打ち出しましたね。アルメニアはショックでしょう。 なぜイランはこのタイミングでここまで明確にアゼルバイジャン支持を打ち出したのか。アゼルバイジャンに水源を押さえられたため友好関係を築こうとしているのか、イラン国内のアゼルバイジャン民族の独立運動を抑えるため「国境は尊重しましょうよ」というポジションを取っているのか、アルメニアに見切りをつけて勝ち馬に乗ったのか、イラン国内のアゼルバイジャン民族に忖度したのか、なにか外交面・経済面での見返りと引き換えにアゼルバイジャン支持を打ち出したのか。妄想が尽きません。 パシニャン首相の敗北宣言を読んだアルメニア人は、まるで玉音放送を聞いた終戦日の日本人のような心境だったでしょう。首都エレバンは敗戦を受け入れられないアルメニア人で混乱しているようですが、戦力差を考えれば降伏は妥当だったと思います。 ただ判断が遅すぎです。戦争に突入する前から色んなシミュレーションはしていたはずですし、勝ち目がないことも、ロシアが助けてくれないことも明確だったはずです。 であればロシアの仲介を待たずに開戦当初にとっとと降伏宣言してれば良かったのではないかと思います。そうしていればここまでカラバフの領土を削られることなかったはずですし、国際世論も味方につけれました。強硬な国内世論やメンツとの板挟みになり動けなったのだと思いますが、早めに降伏してようが遅れて停戦しようがいずれにせよパシニャン政権は持続不能です。名を捨てて実を取った方が良かったのではと思います。 しかしパシニャンも嫌なタイミングで首相になって、とんだ貧乏くじ引いちゃいましたね。 一点だけアルメニアにとって追い風なのは、アルツァフ(カラバフ)国家承認の動きが出てきていることです。一ヶ国でもアルツァフを承認する国が出てくるとアゼルバイジャンとしてはとても面倒なので、案外短いスパンでStepanakertにむけて再侵攻するかもしれません。 12月1日までにアルメニア軍はカラバフから撤退予定なので、アゼルバイジャン軍はその様子をじっとり眺めつつ、アルメニア軍がいなくなったらひっそり民族浄化をして、アゼルバイジャン人を入植させ支配を固めつつ、機を見て再侵攻という流れかと思います。 さてさて、ロシアは面目丸つぶれです。 (アメリカも失敗した)停戦の仲介を達成し、Stepanakertへの新経路Lachin corridorの警備員を務めるという最低限の役目は果たしたものの、東欧・中央アジアの同盟国からは「トルコに対して弱腰」で「いざという時に守ってくれない」ロシアというイメージがついてしまったでしょう。この衝撃はベラルーシにも波及します。 とはいえトルコ・アゼルバイジャンはロシアの顔に泥を塗るつもりは毛頭なく、良好な関係を継続したいと考えているはず。アゼルバイジャン人の反露感情を高めることなく、ロシアがアルメニアを守ったという実績をつくるための次なるシナリオを準備していることでしょう。 |