さて、このカルチャーやアイデンティティーのなさが主因だと思うのですが、バクーに住む外国人は皆一様に「つまらない」「退屈」だと言います。(プライドを傷つけないよう、アゼルバイジャン人の前では「美しい街だ」「バクー大好き」と答えましょう。)
クラブやカラオケバー、美術館やスポーツ施設は多少あるのですが、そんなの世界中どこに行ってもあるものなので、特段目新しさはありません。 街並みが綺麗といっても中心部の限られた地域だけで、一歩郊外にでるとボロボロのソ連スタイルの建物がそのまま残っていたりします。 この国独自のエンターテイメントも乏しく、せいぜい(油臭い)カスピ海のクルーズか、(中東に比べるとだいぶしょぼい)モスク巡りが、(しょぼい火山)Mud Volcanoツアーぐらいです。 バクー自体が短期間で無理やり作ったインスタント食品のような街なので、そこにカルチャーが根付かないのは仕方ないのかもしれませんが。 本当に退屈なので、退屈に耐えられない人には向いてない街だと思います。
0 コメント
|