バクーの市街中心地であっても、未だにトイレットペーパーを使わず手でお尻を洗うイスラム式トイレを見かけます。(中には下水道に繋がっていない汲み取り式のトイレすらあります。)いざという時困るので、私は常に日本で買った水に流せるポケットティッシュを持ち歩いています。
そんな衛生状態なので、外国人は食中毒にかかってしまうリスクがあります。知り合いは市街中心部のごく普通のレストランで食事をした後、数日間下痢が止まらなくなり、病院に駆け込みました。腸チフスに感染してしまう事例もあるようなので、アゼルバイジャンに来る前に予防接種を受けましょう。水道水もそのままでは危ないので、煮沸しましょう。 旧式の車が多く走っており、車の台数自体も増加しているため、大気汚染もあります。WHOによるとアゼルバイジャンのPM2.5のレベルは26ug/m3です。日本は13ug/m3なので、2倍の濃度です。日本ではPM2.5の環境基準を15ug/m3と定めているので、日本の環境基準を上回る水準です。喘息持ちの方には厳しい環境かもしれません。私は特に気にならないです。(東南アジアのヘイズに比べればたいしたことないです。) そして、とても悩ましいのは5月~11月ぐらいにかけて蚊が大量発生します。低層階にお住いの場合は確実に蚊の餌食になります。高層階であっても侵入してきます。 こっちの蚊は日本の蚊とは別物で、体が大きく動きが早いです。飛んでいる蚊を仕留めるのは本当に大変です。夜行性で、深夜に元気になって耳元をブンブン飛び回ります。腹立たしいのは、ブンブン飛び回るだけで、なかなか刺してこないので、長時間に渡って眠りを妨げられます。 バクー市民の最悪の習慣はタバコのポイ捨てです。こっちでは男女問わず結構タバコ吸います。路上喫煙も盛んで、吸ったタバコはポイ捨てです。よくよく足元を見るとタバコの吸い殻まみれで気分が悪くなります。
0 コメント
|